今までの大雑把な作業から今回は緻密で繊細な工程だったわ。私はこっちの方が向いているかも。
2022年12月からDIYリフォーム開始!床下の湿気対策が終わったので、今回は床の骨組み(根太)を作っていきます(実記録)
前回はコンクリートの打設お疲れさま
腰がおかしくなるかと思ったわ!
そうだね。。。体力には自信があるけど流石にへとへとに。
私はもう元気だわ!あなたひ弱ね😏
いや、えーと、、、( ;∀;)いきなりの毒舌やめよう(笑)
いつも反応があって師匠面白いわ(笑)
今回は床を作るんだったね!やっと建築っぽくなってきたわ。
いじるのが好きなんだね😂
今回は床の骨組みを作っていくよ。水平に床を作るための基礎の部分。とっても重要な工程だね。
床が斜めの家なんて嫌だわ。でもみつ師匠が以前言っていたように水平な古民家などあり得ない→直すっきゃないってことよね。
そう!昔の家は畳がメイン。板の床は完全な水平ではなく畳の下にスペーサーを入れてある程度水平に保っていたり、単純に年数が経過して少し斜めになってしまったりしているから修繕する必要があるんだ。
だから一度、床板を全て剥いだのね〜
必須工程と考えよう。運良く水平ならラッキーだけどそっちの方が稀なんだ。
よっしゃ!創造の神「えりた」に任せなさい! 水平な床を作るわよ〜!!
今回のテーマ:「古民家再生のDIY記録④」
本記事は以下のような思いに答える内容になっています。
- 築古不動産に興味がある
- 実経験を参考にしたい
- 家の修繕の参考にしたい
この記事を読んで得られるスキルは、以下のようになっています。
- 床の骨組み(根太)施工ができるようになる
【ステップ1】必要な道具を用意する
床の水平が決まる大事なステップ。しっかりポイントを押さえて進めていこう。
それでは準備準備!
まずは備品を揃えよう!
インパクトドライバー・ドリルドライバーの違い
インパクトドライバーはインパクト(打撃)が加わるドライバー(ねじ回し)で。パワーが強く、長いネジを大量に回すのに大活躍!普通の電動ドライバーではパワー不足の部分で大活躍。
ドリルドライバーはインパクトドライバーに比べパワーは落ちるけど、ドリル(穴あけ)とドライバー(ねじ回し)のどちらもこなす万能工具で下穴空けに活躍!
今回はドリルドライバーで穴あけしてインパクトドライバーでネジを入れていくよ。先に穴あけしないと材料の木にネジが入っていくときに木が割れてしまう恐れがあるので両方の工程が必要になってくるよ。
『インパクトドライバー』
『電動ドライバー』
『ネジ』
『墨出しレーザー』
『水平器』
木材はホームセンターで購入しよう!防蟻性、耐朽性、コスパの観点で杉材を選ぶと間違いがないね。松の商品が多いけど松は防蟻性が低めなので注意が必要だよ。
大きいものや重いものは送料の観点でホームセンターでの購入だったわね。今回は35mm×35mmの3m×9本3,500円の杉材を9セット購入したよ〜
ホームセンターではトラックの貸し出しをやってるところもあるので便利だね。ロイヤルホームセンターは250kgまでの材料を輸送費500円で配達してくれるサービスもあるから利用するのも検討してみて!
これで材料が揃ったわね!レッツDIY〜!!
【ステップ2】水平の位置を出していこう
水平な床は住まいの絶対条件!少しコストがかかるけど墨出しレーザーを用意してしっかり水平の位置を決めていこう
墨出しレーザー基礎知識
高価なものから安価なものまで。初心者はアマゾンで売られている安いものでOK。今回は安価なレーザー機を使用しているけど問題なく作業ができているよ。数を多くやる場合や効率を上げたい場合は高価なものを検討しよう。
まずはレーザー墨出し機を水平な場所に配置する(なるべく部屋の中心に配置)。下の画像の赤枠箇所らへん(おおよそでOK)。
床は傾いていることを前提としているので、レーザーの赤い線が水平。この水平ラインから各ポイントの根太をおく場所が何センチ(ミリ)下かを測っていく(計測はミリ単位)。
レーザーの赤い線から一番近い場所(測定結果が一番小さい場所)が高い部分の床、レーザーの赤い線から一番離れた場所(測定結果が一番大きい場所)が床が低い場所になります。今回の測定結果では床が一番高い場所で赤いレーザーからの距離が89mm、床が一番低くなってしまっている箇所が153mmでその差は64mmという結果です。水平とは言えない床だったことがわかります。今回骨組みを新しく施工する時に何も考えずに根太を配置し、ねじ止めすると斜めの床が出来上がってしまいます。そこでこの結果を元に次の工程に移ります。
低くなっている箇所にスペーサーを入れます(スペーサーは床を解体した際や壁を解体した時に出る廃棄物を再利用するとコスパが良いです)。スペーサーは1mm、3mmや4mmのものから12mmのものなどさまざまな厚みの端材を用意して、床が一番高かった箇所に合わせていきましょう。今回の場合は上の画像の89mmの位置にその他の箇所の高さを合わせていき骨組みの水平をとります。
【ステップ3】根太をねじ止めしよう
水平のおおよその位置が決まったら早速骨組みを固定していくよ!ねじ止めする1箇所ごとにスペーサーを入れた高さが正しいか確認しながら止めていこう!
910mm幅の合板をねだ施行が終わった後に上に施行する(青丸箇所にビスで止める)ため、ねだの間隔は303mmピッチで配置します。
まずはスペーサーで水平が決まったらドリルドライバーで穴あけしてから、
インパクトドライバーでネジ締めしていきます。
念の為、隣同士の根太が水平かどうか水平機を用いて1箇所ずつチェックしていきましょう
【アフター】^^///
斜めだった床が真っ直ぐになる!これで古民家を再生する技術が大幅アップ!
Before
After
これで床の骨組みが出来上がったね。
まさにお見事!初めはこんな方法で水平とるの?って思ったけど施行していて考えてみたら床は面で力を受けるから骨組みが水平で固定されていれば何ら問題なし!行動してみてやっと理解ができたわ。
古民家再生しているいろんな方の斜床の直し方をみても同じような方法だよ。大工さんがやっているyoutubeでも同じ方法で床を水平にしていたね。
※地盤沈下などにより基礎基盤が落ちてしまっている場合はDIYでは直せませんあくまで小さな床の歪みや傾斜を治していく作業になります
今までの大雑把な作業から今回は緻密で繊細な工程だったわ。私はこっちの方が向いているかも。
DIYヤーはオールラウンダー!全てをこなしていけるスキルを身につけよう。
おー!!これからも師匠よろしくお願いします。
次回は床の断熱材を敷き込んでいきます^^・・
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